ウィズコロナはやはり難しいのか。
ワクチン先進国で止まらぬ感染拡大。
新型コロナのワクチン接種が進んだシンガポールや英国で感染者の増加が止まらない。
英政府はワクチン接種で感染に歯止めがかかったとして7月に規制を解除している。
シンガポールも7月ごろまで新規感染者数が1桁の日もあるなど、コロナ対策の「優等生」と呼ばれた。
ワクチン接種も東南アジアで最速のペースで進め、すでに接種率は85%に近い。
英政府の22日の発表によると、新規感染者は4万9298人、死者は180人だった。
感染者数は21日に5万2009人を記録した。
ジョンソン首相は22日「我々の予想から外れてはいない」と強調。
現時点で規制を導入する必要はないとの考えを示した。
飲食店にはにぎわいが戻り、劇場は大勢の観客を入れて公演を行っている。
マスクを着用していない人も多数いる。
政府に助言する専門家の委員会は「規制を早く始めれば厳しい規制を長く続けなくて済む」として、
マスク着用や在宅勤務の推奨などを求めている。
専門家や医療従事者からは再び規制が必要との声が出ている。
‘@どの国でも同じようだ。
専門家や医療従事者と政府の見解の違い。
しかし、そのツケは医療従事者、そして最後には国民に回ってくることを忘れてはいけない。
医療従事者の人達に、またあの戦場のような思いをさせてはいけない。