自民・山崎拓氏、立憲・辻元清美氏応援。
自民党の山崎拓元副総裁(84)は、衆院大阪10区から出馬している立憲民主党の辻元清美候補を応援。
山崎拓氏は27日、大阪府高槻市において「みなさんこんばんは。山崎拓です」とあいさつ。
「元自民党の幹事長でございますが、小選挙区は絶対に辻元清美であるが、
比例区は自民党だと申し上げておきたい」と、小選挙区で辻元候補に入れるよう演説した。
また、山崎氏は、「小選挙区になった以上は政権交代可能な状況をつくらなければいけない。
違った意見を調整しながら、より高い知見の政策にしていく民主政治は行わなければならないのに、
そうでない状況。辻元清美25年の国会議員体験、ベテランになった。
なお若々しい情熱を持って政治に取り組んでいる」とし、
最後に「辻元さんは大衆に働きかけて、語りかけて、みんなに愛され、敬愛、信頼され、
行動力、エネルギーある方。辻元清美にとって、日本の政治にとって、大事な節目の選挙、
ここで取りこぼし許されない。『小選挙区は辻元清美、比例区は自民党』と申し上げて、
みなさま方にお願いの言葉と致します」と結んだ。
同区から立候補している自民前職の大隈和英候補は山崎氏が、
「他党公認候補が当選すれば日本の政治のためになる旨の発言をしている」と憤慨。
「選挙戦に多大な影響を及ぼしている」と怒り心頭。
28日、自民大阪府連に対し、党本部に山崎氏の除名処分を上申するよう求める申し入れ書を提出。
大阪10区からは辻元、大隈両氏のほか、日本維新の会新人の池下卓氏も立候補している。
‘@山崎氏は大局的な見地から御乱心。
辻元氏とそんなに仲が良かったのか。
政治は違った意見を調整しながら、より高い知見の政策にしていかなればならないのに、
今の政権のそうでない状況が長く続くことに憂いでの英断か。
いずれにしろ、山崎氏の応援が辻元氏にとって吉なのか凶なのか。