学校法人森友学園(大阪市)をめぐり、財務省近畿財務局の職員らが、
同省からの指示で公文書を改ざんした事件で、
当時の近畿財務局長だった美並義人(みなみよしと)氏(61)が11月1日付で、
日本郵便の専務執行役員に就任。
(赤木さんに対し「本件に関して全責任を負う」と言った美並義人し出世街道まっしぐら。
美並氏は今年7月まで国税庁東京国税局長を務めていた。
日本郵便の親会社である日本郵政の増田寛也社長は29日の会見で、
美並氏が改ざん問題の監督責任を問われ、戒告処分を受けたことは承知だとした上で、
「マイナス面もあるが、トータルでプラスと思った」と、意味不明の採用の理由を説明。
美並氏は文書改ざんがあった当時、改ざんの事実は知らなかったと説明しているといい、
財務省の調査報告書でも改ざんの認識は認定されていない。
局長が知らないで、部下が独断で改ざんするはずもない。
そんな犯罪行為を犯すメリットはどこにもない。
結局、赤木さんだけに責任を擦り付け、疑惑を封じたトップはさらに出世する。
現政権は悪の巣窟だ。風化させてはいけない。
増田社長も郵政の不祥事続きで手腕を発揮できず、政府の言いなりで政府の要請には逆らえない。
コメンテーターの時には明快に話すが、情けない話だ。