岸田総理は8日、学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、
自殺した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が、
国などに損害賠償を求めた訴訟に対し、丁寧に対応するよう財務省に指示したと表明。
再調査を求める赤木さんの妻からの総理宛ての手紙を読んだとした上で、
「しっかり受け止めさせていただきたい」と述べた。
これを受けて財務局は、赤木雅子さんが開示請求していた財務省の調査報告書の関連文書を、
不開示とする決定を11日付で出した。
同局は不開示の理由を「請求のあった行政文書は作成しておらず、保有を確認できなかったため」とした。
財務省本省にも同様の文書の開示を請求しているが同じ回答だろ。
公文書を破棄して、関連文書も不開示だが、無視していないことは丁寧な対応をしている、
という、政府側の論理だ.
政治家の「丁寧な対応」は、『現状頑守』
政治家の「しっかり受け止める」は、『聞語不一致』