衆院が解散された10月14日、辻元候補は、は高槻市内で演説後、
対立候補の維新・池下卓池下氏について記者団に問われ、
「あんまりね、他陣営のことは気にしない方なんです。維新はローカル。
ローカルな維新は眼中にないんですけどね」と言い切った。
吉村知事副代表は、自身のツイッターで「眼中に入っていってやろうじゃないか」と気勢を上げた。
池下候補の陣営関係者は「(辻元発言は)ありがたかった。池下と辻元の対立構造に持ち込めた」
と振り返る。
その後、池下氏優勢が報道されると辻元氏は、「最後のとりでなんです!
最後の一つ、なんとか持ちこたえられるかどうかという瀬戸際が、この大阪10区。
大阪の最後のとりでなんです!」と悲痛な声を張り上げたが、時すでに遅し。
維新 池下 卓 80,932票 新 当
立憲 辻元清美 66,943票 前 落
辻元氏は前回の各得票は75,788票。
いずれにしろ足りない票数の中、維新の風に飛ばされた。
余計な一言と、余計な行動(山拓)。
吉村知事副代表は見逃さなかった。
「こんなのおかしいやないか!自民党ガンガン批判してるのに、
自民党と組んでおかしいでしょ!」吉村知事は、辻元さんありがとうと、大喜びでブッタ切った。