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​長崎県知知事選、わずか541票で39歳初当選。

保守分裂の構図となった長崎県知事選挙は、新人で医師の大石賢吾氏(39)が、

4期目を目指した現職を、激戦の末541票差で破り初めての当選を果たした。

現職の知事では全国で最年少。



大石賢吾、無所属、新。当選。23万9415票。

中村法道、無所属、現。23万8874票。

宮沢由彦、無所属、新。4万6794票。

3期支えた中村氏の県政運営に不満を抱いた自民党県連執行部が大石氏の擁立に動き、

これに反発した県連所属の国会議員や県議の半数が中村氏を支援。

約半世紀ぶりの自民分裂選挙となった。

大石氏は、自民県連、日本維新の会の推薦も受けて支持を広げた。

中村氏は立憲民主、国民民主両県連の支持や連合長崎などの推薦を受けた。

大石氏支持は金子原二郎農林水産相(岸田派=参院当選2回・衆院5回)

中村氏支持が北村誠吾元地方創生相(岸田派・衆院当選8回)であり、

同じ派閥の元・現閣僚が異なる候補を支援。

まさに、自民分裂、岸田派分裂選挙だった。

​岸田総理はフラットなのか能天気なのか。ドッシリ構えているのか無防備なのか。


    (あくどい顔ぶれだ)

野党対決では、維新勝利、立憲敗北。

ちなみに、テレビ通販で有名なジャパネットたかたの創業者・高田明氏らは中村氏を支持。

投票率は、47.83%と、前回・4年前の選挙と比べて11ポイント余り高くなった。

次は、石川県知事選だ。