「体調に合わせてワクチンの量を調整した。独自の判断だが変える意思はない」
新型コロナのワクチン接種をめぐり、岐阜市内の医療機関が60回分を104回に分けて接種したり、
有効期限が切れたものを接種したりしていた。
岐阜市は対象者に再接種を行うとともに、この医療機関との委託契約を解除する手続きを進めると発表。
岐阜市によると、ことし9月、市内の医療機関でワクチンを接種した人の親族から、
「接種証明のために医療機関からもらったワクチンの写真を見たところ、
有効期限が切れていた」と相談があった。
市がこの医療機関を調べたところ、ことし5月から10月までに行ったワクチン接種で、
60回分を104回に分けて接種していたほか、有効期限が切れたものを21回接種していた。
市の調査に対して、医師は「体調に合わせてワクチンの量を調整した。独自の判断だが変える意思はない」
などと説明していて、有効期限も把握していなかったという。
これまでのところ健康被害の報告はないものの、この期間に接種を受けた55人のうち、
少なくとも51人は抗体が不足していることが確認されたということで、市では再接種を行うとしている。
岐阜市はこの医療機関との委託契約を解除する手続きを進めることにしているが、
医療機関の名前は公表していない。
‘@犯罪的な行為と税金(ワクチン)の無駄遣いも犯罪行為に近い。
患者に有効期限切れの物を使用してはいけない。
薬の成分によっては、期限が切れて分解し、体にとって毒となってしまうものもある。
薬の期限が切れた時、どれくらい効果があってどれくらい危険なのかは誰にも分からない。
それどころか、全く効かないのに別の病気になってしまう危険性もある。
期限切れの薬を使うということは百害あって一利なしは当たり前。
そんなことも理解しない医師がいるのか。
当然、他の診療でも独自の判断で同様の措置を講じているのだろう。
市は公表すべきだ。