「彼女たちに嫌われたら政治家は一巻の終わり」
創価学会関係者が明かす影の権力者たち?
政治ジャーナリストの青山和弘氏は、
「公明党の政策を実現させてあげないと連立政権がもたないという事情がある」と指摘。
「自民党議員は選挙で公明党の票をものすごく頼りにしている。
この票が自民党議員に入らなければ、選挙の結果は全く違うものになっている」と説明。
また元自民党職員で政治評論家の田村重信氏も、
「公明党さんとの協力をすることによって票が加算される」と追従。
その支持母体である創価学会の関係者は、
「カギを握っているのは女性部と呼ばれる女性会員の集団。
彼女たちに嫌われたら政治家は一巻の終わりだ」と選挙や公明党内の舞台裏について明かす。
「女性のパワーは最強で、実質、彼女たちの存在抜きには政治は語れないのでは。
選挙のときには朝から家のことはほったらかして、ひたすら選挙活動に汗を流します。
自民党の100倍は働いているのでは。婦人部のおばちゃんたちは自民党議員であっても、
いったん応援すると決めたらまるで息子が出るかのように“勝たせたい”と動く。
『比例は公明党で』と自民党議員が演説すると『あの人は良い人だ』とさらに勝たせてあげようと頑張る」
と言及。
さらに政策の実現には互いの合意が必要となり、その物差しとなるのが女性部の存在だとも。
「女性部の方々は本当に庶民そのもので裕福な方などいない印象。
政策もそんな女性たちに受けがいいかがポイントで、政治家たちはそこに最大限気を配っています。
そこを外すと嫌われて大失敗。つまり落選します」
これらの話に対して田村氏も「公明党さんに理解してもらえないようだと、法案・政策として国民受けしない。
政策を実現するには政権党でないといけないのは公明党さんもよくわかっている」と分析。
今回の選挙では大物議員も『比例は公明党で』と口をそろえている。
昔は恥ずかしいと思われていたが、最近は当たり前のように言うようになってきた。
この状況だとこれくらいの政策(10万円給付)は飲んであげようということになってしまう」と語る。
‘@大方の流れは合っているが、政策に注視するのは一部の人だろう。
ほとんどの学会員は妄信的に公明党を応援する。
「集団的自衛権」に反対でも、学会員として公明党を応援する。
何かがおかしいと感じても、学会員として公明党を応援する。
それが実態だ。
しかし、その一部の人が継続的に剥がれているのも事実。
妄信的でなく、冷静に受け止められる一部の人の良識が剥がれている。