17日、大阪・北新地の繁華街にあるビルの心療内科で火事があり、
26人が心肺停止,4人が死亡。
午前10時20分ごろ、大阪市北区曾根崎新地のビルで「4階が燃えています」と通報があった。
近所の人が10時15分くらいに火を確認、まだ消防車は来ていなかった。
火元からは白い煙。上階の方のダクトからは黒い煙。
爆発音は無かった。
消防などによると出火当時、4階の心療内科には、患者やスタッフなど20人近くの人がいたとみられる。
消防車など75台が出て、火はおよそ30分でほぼ消し止められたが、
4階の20平方メートルほどが燃えたという。
目撃者によると、火は消されても煙は凄かった。
一酸化炭素を吸うと一気に体が動かなくなる。
6階のエステ店に1人取り残されていたが、6階にいた1人については救出された。
この一人だけが無事助けられたとの情報もある。
当初到着したはしご車は4回くらいまでしか届かず。その後、大きなはしご車が到着した。
5階は空室。4階以下の方は無事だと言う。
平成13年9月1日の午前0時58分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町1の雑居ビル「明星56ビル」
構造上は8階建てのビルとの分析もある。
この火災で、ビル内にいた57人の内、44人の方が亡くなるという大惨事となった、
ペンシルビル火災の様相だ。
現場は、JR大阪駅からほど近い繁華街・北新地の、雑居ビルなどが密集するエリア。
警察は放火の疑いがあるとみて捜査を始めている。
‘@放火とすれば、悲惨で残酷な事件だ。
なんとも、胸が痛む。(合掌)