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​柏崎刈羽原発7号機でも配管の溶接不備。

1千カ所以上で工事やり直し。



東京電力は24日、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)で、

6号機配管の溶接工事の不備を訴える匿名の申告があった問題で、

すでに再稼働前の安全対策工事を終えたとしていた7号機でも、消火配管1220カ所のうち、

194カ所を調べたところ、約4割にあたる74カ所で不備が見つかったと発表。




原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事務所の渡邉健一所長は8月24日の定例会見で、

再稼働に必要な三つの審査を終えている7号機に関しても、

必要があれば配管を切断して調査するよう、規制庁として東電に要請したとしていた。

溶接時に酸化防止のために配管内に入れることになっていたガスを注入しておらず、

長期間使うと劣化が進み、安全性に問題が出る可能性があるという。

この消火設備の溶接工事は元請け会社の東京エネシスの協力会社のさらに下請けの会社が担当。

東電などが溶接士17人に聞き取りをしたところ、9人が「ガスを流さずに実施した」と認めた。



記録では、ガスを注入したと虚偽の報告をしていた。

作業を早く終わらせることや、ガスボンベの搬入に手間がかかるなどの理由で、

2019年9月ごろから、ガスを流していなかったという。

東電は1千カ所以上の溶接をやり直すとしており、来年夏ごろまでかかるという。

来年秋に計画する7号機の再稼働は、ますます困難に。



‘@何を考えているのだ。

事の重大さを全く理解していない。

地元民はもとより、国民にとって迷惑を通り越した恐怖。

匿名の申告が無ければそのまま稼働していた可能性もある。

恐ろしい話だ。

こんな会社は退場だ。



ベルギー連立政権を構成する7党は23日、国内の原発の原子炉7基全てを、

当初の計画通り2025年までに段階的に閉鎖することで合意した。

ただ、デクロー首相は23日の記者会見で、可能性は非常に低いとしつつも、

電力の安定供給を確保するため比較的新しい2基の閉鎖を延期する可能性が残されていると言及。

ベルギーは03年、北部ドール原発に4基、南部ティアンジュ原発に3基ある原子炉を、

25年までに閉鎖する法律を施行した。

原子炉の閉鎖は来年10月から始まり、45年までに廃炉・解体を完了する計画だ。