日本時間の15日午後、トンガの首都ヌクアロファの北約65キロに位置する、
海底火山フンガトンガ・フンガ・ハアパイで大規模な噴火が発生。
近隣国で津波発生。
噴煙が最大2万メートル(20キロ)近く、半径260キロ以上も広がっている。
日本の気象庁は15日午後7時、「今のところ日本への影響はない」との見方を示していたが、
日本にも津波が到達。
太平洋側は津波警報や注意報発令。多くの地域で非難している。
奄美では1.2mの津波。
沖縄県与那原町で16日午前0時20分ごろ、川が逆流している様子が撮影されている。
高知県室戸市によると16日午前1時ごろ地元住民から室戸市佐喜浜町の佐喜浜漁港で、
「引き波によって船が沈んでいる」と連絡があった。
漁船3隻から4隻が転覆しているのを確認したという。
また高知県四万十町興津の港でも釣り船2隻と漁船2隻が転覆。
けが人などはいないという。津波の高さは0.8m。
車で非難して渋滞になっている地域もあるようだが、危険だ。
311の時には、それで流された車も多数ある。
気圧変化も起きており、概ね2hPa程度の変化。
トンガでは1.2メートルの津波が観測された。
トンガは約170の島から成り、36島に人が定住。
人口は約10万7千人。在留邦人は2020年10月現在で35人とされている。
(2009年の時の噴火)