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​英、水際対策緩和、入国後の検査「もはや意味ない」

英政府は24日、イングランド地方に入国する際の水際対策を緩和すると発表した。

ワクチンを接種していれば入国後の検査を不要とする。



ジョンソン首相は24日、「慎重でなくてはならないが感染に関するデータは改善しており、

我々はオミクロンの波を乗り越えつつある。この国がビジネスや旅行者にオープンであることを示す」と述べた。

2月11日から適用する。オンラインで事前に個人情報を登録する必要があるが、

ワクチンを2回接種した人については規制はほぼ撤廃されることになる。

ワクチン未接種の人は、出国前と入国後の検査が求められる。

英政府はコロナ規制や水際対策を相次いで緩和している。

3月には感染者の隔離の義務もなくす方針だ。

旅客減に直面する航空業界は検査をやめるよう政府に求めていた。



シャップス運輸相はワクチン接種者への検査について「もはや意味が無い」と述べた。

世界的に厳しい水際対策を続ける日本とは対照的に、欧米諸国は緩和にかじを切る。

国内で感染が広がっている状況では、対策の意味が薄れるためだ。

むしろ観光やビジネスの往来を阻害し続けることの悪影響が懸念されている。

ジャビド保健相は20日、「インフルエンザでもひどければ年に2万人もの人が亡くなるが、

国を閉じたり規制をかけたりはしない。我々はパンデミックからエンデミックへの移行で欧州をリードし、

コロナと共生する方法を世界に示すだろう」と述べた。



‘@ジョンソン首相は勇ましいことを述べているが、

英国での感染者数はいまだ、平均で1日87,000人あまりの新規感染者が報告されている。

同国では感染者1647万人、死者15万5700人あまりが報告されている。

多くの犠牲が出ていることを忘れてはいけない。

そして、自信が規制中に定期的にパーティーを開いていたことを回避するためでないことを。