1月5日、感染者が急増した沖縄県で、那覇市の中心部の国際通りをマスク姿で歩く人たち
国内で最も早く「オミクロン株」の流行を経験した沖縄県では、
1月中旬に新規感染者が過去最多の1800人を上回り、
全国に先駆けて「まん延防止等重点措置」が発出された。
新型コロナの沖縄県専門家会議で座長を務める琉球大学大学院の藤田次郎教授は、
「オミクロン株はインフルエンザと類似点が多く、重症化リスクも従来株に比べ高くない。
これまで通りの重点措置を継続するのにどの程度の意味があるのか」と疑問を呈している。
藤田教授は、濃厚接触者と認定された後に自宅などで待機する期間について、
「オミクロン株の潜伏期間の短さから考えても、濃厚接触の概念は馴染まない」と指摘。
「沖縄は既にピークアウトしつつある。
国と県では規模が違うため、沖縄はよりコンパクトに短期間で収束すると考えている」と説明。
日々の感染者に注目しすぎずに、「政府や自治体はオミクロン株の特徴にあった対策を打つべきではないか。
第5波までのように画一化された対応を、全国に先駆けて沖縄から変えていく必要がある。
科学的根拠に基づく意思決定を行うためには、
感染源を的確に把握する疫学調査の手法と体制の検討が求められる。
オミクロン株の病原性であれば経済と医療を両輪で実行するべき」と持論を述べた。
‘@だとすれば、もう少し早く実施するべきだ。
感染爆発して手に負えない状況が続き、何とか先が見えてから対策に疑問を呈しても遅すぎる。
海外から、早い時期からオミクロン株の情報は来ていた。
日本も必ず海外に遅れて同様の感染が起きる。
だとすれば、その時に対策を考えて実行するべきだった。
そうすれば、沖縄はもっと楽な対応になっていたのだろうか。
日本でも最悪の感染地域の座長の言葉に説得力はあるのか。
むしろ根底にそういった考えがあるから、常に最悪の状態になるのではないかと、
穿った見方をしてしまう。大阪や神奈川同様に。