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​​大阪・往診医師「デルタ株と比べてよくなっている印象はない」

大阪・往診医師「デルタ株と比べてよくなっている印象はない」





大阪府は31日以降、40歳未満で重症化リスクがない感染者に保健所が電話連絡することはなくなる。

府内の医師らでつくる往診チーム「KISA2隊」の一員である、

「葛西(かっさい)医院」の小林正宜院長(39)は、

のどの痛みはオミクロン株感染者に顕著な症状で「ひどい場合は水も飲めないほど痛くなる」という。

デルタ株と違い、オミクロン株の場合は呼吸が比較的安定しており、

点滴薬「ソトロビマブ」を使う機会は少ないという。



ワクチン接種者の症状は発熱やせき、のどの痛みなどで「風邪と区別がつかない」。

一方、未接種者は本人も気づかぬうちに血中酸素飽和度が中等症レベルまで低下することがあり、

「こんなにしんどいとは」と漏らす患者もいると小林院長は言う。

「本来は発症翌日から10日目で療養期間が終わるはずが、解除されない人もいる。

デルタ株と比べてよくなっている印象はない」と話す。

往診患者の大半はワクチンを接種していないという。

小林院長は府民に「まずは基本的な感染対策が大切。

症状があれば放置せず、医療機関に相談してほしい」と呼びかけたが、

医療機関は対応し切れていないのが実情だ。