北海道、3回接種後に感染続発。
感染力が強いオミクロン株の急拡大を受け、道内の医療機関や高齢者施設で、
ワクチンの3回目の接種を終えた人の感染が相次いでいる。
オミクロン株は、重症化や死亡のリスクは低いが、クラスターの急増は医療逼迫につながる。
関係者は「3回接種後でも油断はできない」と警戒する。
コロナ患者を受け入れている札幌市内の総合病院の院長は、
「ワクチンを3回接種した後に感染する職員が出ている。
いずれも無症状や軽症だったが、出勤できない人が増え、常に人手不足の状態だ」現状を説明。
ワクチンや飲み薬が開発され、コロナ禍が始まった2年前に比べれば、
「未知のウイルスと対峙(たいじ)する怖さは減ったが、患者が重症化する緊張感は今も変わらない」と強調。
‘@ワクチン接種をしても感染はする。とにかく、徹底した感染対策しかない。
軽症と見る向きは、現場の大変さ、感染した者や高齢者の辛さを理解できない。
東京11日、20代女性を含む9人の死亡が確認された。
(合掌)