米国で「オミクロン株」による死亡者が昨年秋のデルタ株流行の時よりさらに多いことが分かった。
昨年春の死亡者数も上回った。
7日基準で米国の新型コロナ死亡者は一日平均2600人(最近7日間平均)で、
昨年9月デルタ株の大流行当時、最多である2100人を超えた。
最近、米国の新規感染者のほとんどがオミクロン株に感染したと推定される。
政府のデータを分析した結果、先月米国の新型コロナによる死亡者の半分近くが75歳以上だった。
昨年9月には75歳以上が死亡者の3分の1を占めたが、その割合が大きくなった。
オミクロン株は、多くのの人にはあまり深刻でない疾病を誘発するが、
75歳以上の高齢者やワクチン未接種者、医療脆弱階層は死亡者が増えた。
専門家らは今の死亡者年齢分布は昨年冬の一日平均3000人が亡くなった新型コロナ初期と、
非常に類似した状態だと指摘。
感染力は強くても致命力は弱いと知らされたオミクロン株の危険性を軽視してはならないと警告する。
それなのに普通の社会に戻そうとする。
人が死ぬのが日常のアメリカらしいといえばアメリカらしいが、日本も追従しようとする動きがある。
高齢者は社会のために犠牲になるしかないのか。
今まで国のために働いてきたのに。
(合掌)