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​大阪、コロナ療養者の食事代搾取。

大阪のコロナ療養者から食事の苦情続出。


自由を束縛されたら楽しみは食事だけ。

その食事代をケチるばかりか、喉が痛いのにカレーを提供する暴挙。

自治体はどうすればそういう発想ができるのだ。

新型コロナ感染の死者数が全国一なのが良く分かる。『鬼』だ。




「国は一食1500円を支給も、安っぽいカツカレーやパンばかり」

大阪の療養ホテルで出された朝食

(AERA dot.)

「食事が貧相過ぎて言葉が出ません」

こう訴えるのは、2月に新型コロナウイルスに感染し、大阪市内のホテルで1週間、

宿泊療養した50歳代の男性、Aさん。

大阪府は2月17日に1日あたりの死者数54人とこれまで2番目の多さを記録。

ちなみに東京都の死者数は同じ日で24人で、大阪府の数字がいかに、突出しているかよくわかる。

ひっ迫している大阪府では、宿泊療養者から食事などの苦情が続出している。



朝7時半に朝食。

ホテル療養者は自らエレベーターで1階に降りて朝食を取りに行く。

朝食は毎日、同じメーカーのパンとジュース。

昼11時半に昼食。

昼食のメニューがカレーだった日、地獄を見た。

喉がとてつもなく痛く、高熱。そんなときにカツカレーが出され、

一口食べると割れたガラスが喉に突き刺さるような感じだった。

いやはや、殺す気かと思った。カレーの大半を残しました。

カツカレーは私が宿泊療養中、2度ありました。



午後6時に夕食

夕食だけは宿泊療養前に魚野菜系か肉系か、2つのメニューから選べる。

最初に選ぶと途中から変更は不可。

食事はアナウンスから2時間以内に取りに来いという制限がある。

その際、エレベーターに宿泊療養者が集まるので、密になる。

弁当の時は、電子レンジで温めるのだが、いつも行列ができ密になる。

弁当を電子レンジで温めると、熱で容器が曲ってしまう。

コンビニ弁当でもこんなことにならない。よけいに体に悪いんじゃないか、心配だった。


     (福岡)

Aさんの元に親しくしている大分県の宿泊療養者から弁当の写真がSNSで送信されてきた。

大阪府と違い、まさに1500円の価値がある弁当だと思った。知人も美味しいとメッセージを送ってきました。

大阪府大分県、この差はなんなんやろと疑問を感じた」

東京都では宿泊療養者に週に1度、全国の駅弁が提供される。

1月に宿泊療養したBさんは「深川めし」が提供されたと話す。

「あっさりした深川めしは本当にうまいと思いました」



新型コロナ感染者に刺激物のカレーを平気で出す大阪府の感覚は府民のことを全く無視している。

「無料で食べられるだけありがたいと思え」と思っているのだ。タダだゾ、と。ゾッとする。

全体的にメニューは揚げ物が多く、私のような50歳代という年齢だと食べるのが辛かった」

とAさんは述べた。



大阪府の吉村洋文知事も記者会見で

吉村知事は、食事への不満が続出していることをこう説明した。

「(1食1500円の予算だったものを900円)1日当たり約2700円というのを(「大阪モデル」で)上限としました。

国から自治体へ支払う交付金は食事代だけの補助制度ではなく、各種コロナ支援策を包括したものです。

基本的には1食1500円算定で地方へ交付され、使わなかった分は精算する仕組になっていますが、

一括交付金なので、弁当代で浮かせたお金を他のコロナ関連事業に当て込む」



ようは、大阪府が食事代を中抜きして、他の自治体より貧しいものを療養者に食べさせている。

それを、平気な顔で言い放つ吉村知事は、人間か。

政府関係者は「必ずしも違法とは言えないですが、栄養を十分摂っていただくべき、

コロナ患者の弁当代をあまりに削減するのは、趣旨としていかがか、と思います。

写真の弁当は1食900円にも見えづらく、療養が必要な方への食事として相応しいとは言い難い。

一番の問題は、こうした食事の問題が、大阪で宿泊療養施設が埋まらない要因の一つとなっていることです」

​と、苦慮している顔を伺わせた。


(神戸)

前述のAさんは訴える。

「私の経験から食事代は朝は100〜200円、夕食は500円前後という印象。

デリバリーサービスなどの食事も注文もできませんでした。

国が1食1500円も出してくれるなら、もうちょっと工夫してほしい」

AERA 参照。

‘@何度も府外のわたしが訴えているが、府民は気付かないのか。

節約して、府民を傷めつけている。

それを自慢げに話す、松井市長や吉村知事。

自分たちの手柄アピールしか考えていない。

そこに市民愛は全くない。


府民は死ぬまで気付かないのか。それとも分かっていて許しているのか。

だとすれば仕方のない話だが、だったら国の税金を大阪に「つぎ込むな!」と、

小山先生が憤慨していた。