「信用著しく失う」
自民党の二階俊博議員が率いる二階派(志帥会、44人)は21日、
同派に所属する片山さつき参院議員(62)に異例の退会勧告を行った。
二階派は、来る者は拒まない姿勢が特徴で、所属議員に退会勧告を出すのは初めて。
片山議員は昨年12月以降、二階派の定例会合を欠席していた。
同派幹部によると、一部で他派へ入会する可能性を報じられた後も、
片山氏は派と連絡が取れない状態が続いているという。
片山議員の事務所に通知した文書は、二階氏や事務総長を務める武田良太前総務相ら、
幹部4人の連名で勧告の理由を、
「昨今の貴殿の行為は、志帥会に所属する国会議員の信用を著しく失うものであり、
かつ何ら是正も見られない」としている。
18年には、当時権力の絶頂にあった二階幹事長の威光もあって、
念願の大臣ポスト地方創生担当相を射止めた。
「大恩ある二階氏が幹事長を退くやいなや、さっさと退会するのは義理人情に欠ける」
と、二階派関係者は憤る。
‘@二階氏もナメられたものだ。
片山議員は安倍派に入会するとの噂もある。
ヤクザの世界でも破門(退会勧告)された者はどこの組(派)も拾わない。
それほど破門というのは厳しい掟。
安倍も片山も二階派をコケにするのか。
二階議員が幹事長で無くなり、二階派の求心力が弱くなったら、サッサとおさらば。
実に恐ろしき、片山議員の強欲は身を亡ぼすこととなる。