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安倍議員、高市議員支援へ?

タカ派高市早苗議員。

自民党の総裁選を巡り、安倍前総理が高市議員を支援する考えと報道。

麻生大臣も支援する可能性と。



高市議員は、「説得できない有権者は抹殺」などという記述のある、

ナチス礼賛本『HITLER ヒトラー選挙戦略』に推薦文を寄せたり、

ネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことも発覚.

「『自衛隊』ではなく、やはり『国防軍』と明記したいですね」と明言。

総務大臣だった2016年には「国は放送局に対して電波を停止できる」と国会答弁。

「選択的夫婦別姓制度」導入の議論では、反対派の議員連盟「『絆』を紡ぐ会」の共同代表として、

高市議員は「家族単位の社会制度を崩壊させる可能性がある」などと猛反発。

導入に反対する文書を、自民党籍を持つ42道府県の議長宛てに、

自身の名前が入った封筒で発送していた。



2日に出演した『ひるおび!』では、毎日新聞の佐藤千矢子氏が、

高市氏が選択的夫婦別姓反対の急先鋒だったことなどを例に挙げて、

高市さんが女性の活躍を推進・応援するような政策をとってくれるかといえば、

そこは疑問に思っている」と指摘。

安倍前総理が会長を務める極右議員連盟である「創生「日本」」が、以前ににおこなった研修会では、

「さもしい顔して貰えるものは貰おう。弱者のフリをして少しでも得しよう。

そんな国民ばかりでは日本国は滅びてしまいます」と言及。



生活保護費もカットされる中、国民の当然の権利を否定する議員が、

コロナ禍で総理大臣にでもなれば、菅総理以上に「自助」が尊ばれ、

弱者排除が加速していくことは間違いない。

安倍総理には、まさに打って付けの手先だ。

そうなれば、岸田議員は総理になれない。

岸田議員を総理にするために、高市議員を立候補させ、票を割らせて石破議員を阻止するとの見方もある。

しかし、政治は思惑通りには進まない。

広島県で、河井案里被告(47)が割って入った選挙。

菅総理や安倍前総理、二階幹事長など錚々たるメンツが入って応援。

結果、2人当選すればよかったが、案里氏は当選、現職の溝手顕正氏が落選。

もし、それがなかったら、河井夫婦の逮捕もなかったかも知れない。

そういう意味では膿を出すために、結果良かったが、菅・安倍・二階幹事長らには、とんだ汚点となった。



何が起きるか分からない選挙。思惑通りにはいかない選挙。

岸田議員は、学校法人森友学園問題について、

「国民が納得するまで説明を続けることが政府の姿勢として大事だ」と言及。

安倍前総理には面白いはずもない。

待って、譲って、待った岸田議員も腹をくくったようだ。

それは、二階幹事長切り発言でも分かる。

それが可と出るか否と出るか。

若手の後押しがどこまであるか。

以前までの岸田議員よりは、輝いて見える。