大阪府は22日、新たに１０９３９人が新型コロナウイルスに感染。
驚愕の６３人の死亡が発表された。
東京都の死者数は２５人。
新型コロナによる死者は全国最多の３１９人 一日の発表300人超は初めて。
オミクロン株が広がった第6波で亡くなった人の数は、ことしに入ってから22日までに4000人近くとなり、
デルタ株が広がった去年夏の第5波を上回っている。
現在広がっているオミクロン株は、デルタ株などに比べて重症化するリスクは低いとされ、
軽く見ていたら、感染者数は第5波の去年7月から10月の４か月間で９２万人余りだったのに対し、
第6波ではきょうまでの２か月足らずで２８９万人近くと桁違いに多くなっている。
亡くなる人も過去最多となっている。
亡くなった人のほとんどは高齢者で、新型コロナを軽く見る、規制の緩和を促す背景はそこにある。
けしからん話だ。
感染者が急激に増えたので、致死率は下がっているが、死者数や重症者数は増加している。
それなのに『率』が下がっていると、軽く見る。
しかし、致死率も先週15日の時点では0.10％だったのが、きょうの時点では0.14％と、徐々に高くなっている。
やはり、日本に感染症の専門家はいないようだ。
（合掌）
