2月24日、ウクライナ東部への軍事作戦を実行すると発表したロシアのプーチン大統領。
慶應義塾大学・廣瀬陽子教授は当初、ロシアの軍事侵攻は「まず、ないだろう」という見方をしていた。
プーチン大統領の方針転換に驚きを隠さなかったという。
「論理的な説明はできません。全く合理性がない決断です」とコメント。
確かに、合理性は無いが方針転換ではない。当初から計画されていたことだ。
自分の見方と違うから方針転換をしたというのは、お粗末。
こちら側から見ると、道理にはかなっていないが、ロシア軍は、 むだがなく、能率的に1日で侵略した。
ピンポイントで要所要所を攻撃(巡航ミサイル)しているが、首都キエフなどは攻撃していない。
計算しつくされている。いまのところ、キエフを壊滅させるつもりはない。
市民の強烈な反感を刺激しないために。
ロシアが攻撃してくる間、時間は合ったが何もできなかった。
ロシアに強い経済制裁をすると「巡り巡って日本などにも影響するので難しい」
と解説する人もいるが、他に方法が無いのなら、多少の自国の犠牲は払ってでも、
徹底的に制裁を科すべきだ。
ロシアの行為を絶対に許すことができないと言いながら、
強い制裁をしないというのは二枚舌だ。
世界の民主主義が専制君主プーチンに屈したことになる。
明日は我が身と思えば、出来ることは徹底的にやるべきだ。
それで、仮にロシア市民が困窮したら、多くのロシア市民が立ち上がるだろう。
今、ウクライナでは見たくない光景が広がっている。
しかし、我々は目を背けてはいけない。
明日は我が身、断じて許されない。
決して許される行為ではない。戦争以外で断固戦うべきだ。
そうしなければ、次の国が動き出す。