厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織のメンバーらは2日、
オミクロン株は季節性インフルエンザと比べ、致死率が1.4~2.7倍になるとした見解をまとめた。
肺炎の発症率もインフルエンザより高いことが示唆されるとしている。
まん延防止等重点措置の適用には、肺炎などで重篤になる頻度が、
季節性インフルエンザと比べて高いことが法律上の要件となっており、
政府の基本的対処方針分科会の一部委員から、比較できるデータを示すよう求める声が出ていた。
ただ無症状者を含めた正確な感染者数が分からず、正確に致死率を計算し比較するのは難しく、
暫定的な見解としている。
‘@どれだけの高齢者が亡くなれば気付くのだ。
そして、正確な感染者数が分からなければ、今後の対策にも生かせない。
だから、何度も同じことを繰り返すこととなる。