ウクライナ情勢の緊迫を受け、同国のコルスンスキー駐日大使は、
林芳正外務大臣に面会を要請していたが、
約1カ月にわたり実現していなかったことが2日の参院予算委員会で明らかになった。
林大臣は「私自身は大使からの面会要望は承知していなかった」と釈明。
「こういうことがないようにしっかりやっていきたい。どういう事情だったか確認しておきたい」と述べた。
国民民主党の川合孝典議員は「危機管理対応として極めて緩慢な動きだ」と批判。
岸田総理は面会が実現しなかったことについて問われ、
「双方の日程などの事情があったと想像するが、緊迫した事態の中で、
関係国と意思疎通や情報交換を図る機会は努力して設けるようにしていく姿勢は大切だ」と答弁。
これに対し、川合議員は「双方の事情というが、コルスンスキー氏は『会いたい』と言っている。
当方の事情だ」と非難。
‘@なぜ会わなかったのか。ロシアに配慮したのか。
だとしたら、とんでもない話だし、大使が面会を求めているのに会わないなんてことが合ってはならない。
(訂正)
しかし、それは大きな誤解で、阻んでいたのは鈴木貴子外務副大臣だった。