ウクライナの諜報機関は2日、亡命したヴィクトル・ヤヌコーヴィチ元大統領が、
ベラルーシの首都ミンクスに入ったと明かし、
「プーチン大統領はヤヌコーヴィチ氏を利用した特別作戦を準備している」と主張。
最も可能性が高いのは「ヤヌコーヴィチ氏に正式なウクライナ大統領だと宣言させ、
キエフ占領後にウクライナ入りさせる」というシナリオの準備だ。
これを実行に移すため何からの情報操作や行動をミンクスで準備している可能性があると指摘している。
プーチン大統領はキエフ占領後を見据えた動きを見せ始めた。
首都周辺に大攻勢をかけるつもりだ。その前に投降しろという脅しでもある。
ムィコラーイウの飛行場にはロシア軍のヘリが着陸を始めたとの報告もある。
さららにオデッサ沖にもロシア海軍の艦艇が現れたとの報告があり、
ウクライナ南部方面の戦いは正念場を迎えているのかも知れない。
英メディアは「ベラルーシのルカシェンコ大統領がロシアの軍事作戦には加わらないことを確認した」
と報じており、プーチン大統領は最も親密な同盟国を失ったと報じている。
もしそうだとしても、軍事作戦には加わらないが、ロシアに自国の庭は貸すということだ。