ロシアのプーチンは12日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と共に、
極東のボストーチヌイ宇宙基地を訪問し、
同国を孤立させようとする米欧などの試みは失敗に終わると述べた。
旧ソ連の宇宙計画に言及し、ロシアは厳しい状況下でも目覚ましい飛躍を遂げることができたと主張。
ソ連は制裁を受けて孤立していたが、世界で初めて有人宇宙飛行に成功したと指摘。
「われわれは孤立するつもりはない。現代においてある国を、
とりわけロシアのような広大な国を著しく孤立させることは不可能だ」と強調。
「ウクライナ、ロシア、ベラルーシは統一された民族。
ドンバス地方の人々を救うために作戦目票は必ず達成される」と明言。
会談の中で、ロシアとベラルーシによる共通の防空体制の構築を議論したことを明らかにした。
「我々の統合を強化することが重要だ」とし、欧米諸国による経済制裁に対し、
両国が共同で対抗する方針を表明。
プーチンがこれだけ大きな会見を行うのは、2月24日の軍事侵攻以来、初めて。