ジョージア・モルドバ、EUへの加盟申請「直ちに」
ウクライナの欧州連合(EU)加盟申請を支持したことを受けて、
ジョージアの与党「ジョージアの夢」は2日、同国も「直ちに」EUへの加盟を申請すると発表。
ジョージア政府は2021年、24年にEUへの加盟を申請すると発表していた。
同党のイラクリ・コバヒゼ党首によると、「全般的な政治情勢と新たな現実」に基づいた決定で、
EUに対し「至急審査し、ジョージアを加盟候補国と認める」よう求めるという。
コバヒゼ党首は、EUに加盟できれば、国民の福祉や安全保障の充実、
ロシア占領地域の解放への道が開かれるだろうと述べた。
欧州議会は1日、ウクライナを加盟候補国と認めるようEU各機関に推奨する、
法的拘束力のない決議案を採択。
ジョージア野党は、ウクライナに続いて加盟申請するよう与党に圧力を掛けていた。
ウクライナがロシアに侵攻されたことで、
ジョージアとモルドバもロシアの標的になるのではないかと懸念している。