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米紙が報じる日本「使い捨てにされるベトナム人」

ワシントン・ポスト


国内外から過酷な労働環境や人権侵害が指摘される日本の技能実習制度に米紙が切り込んだ。

同制度の抜け穴、外国人労働者のなかで最多のベトナム人実習生の苦しみ、

そして彼らの駆け込み寺で住職の尼僧が見てきた“生と死”。



在日ベトナム人の位牌が並ぶ寺

埼玉県本庄市にある大恩寺。

仏壇の隣にある薄暗い一角には、最近亡くなった在日ベトナム人の名前と生没年月日、

年齢、戒名が書かれた位牌が並んでいる。

これらの位牌は、雇用や教育を約束されてベトナムから日本へ移住した人たちのものだ。

だが、どの人も住む場所や仕事を失ったり、失踪したりした末に孤独死を遂げた。

彼らには、遺骨を引き取ってくれる親しい人もいなかった。

ベトナム人尼僧のティック・タム・チー(43)を除いては──。

彼女が住職を務める大恩寺は、ベトナム人たちの駆け込み寺だ。



在日ベトナム人の数は過去10年で10倍に増加し、いまや外国人労働者の中で最大の割合を占めている。

だが、こうした移民は、自分たちの労働力を当てにする日本政府から見過ごされ、

雇用主に搾取されている場合も多い。

東京を拠点とする人権派弁護士で、在日外国人労働者を長年支援してきた指宿昭一は、

技能実習制度はだんだんひどくなっているのではなく、導入から30年間ずっとひどかった」と強調する。

‘@何度も言うが、日本は恥を知り、早急に改善すべきだ。

他国のことを言えない、それは入管も同様だ。

もちろん、米国も問題を抱えているが、比較するのではなく、

自国に胸を張れるよう改善すべきだ。

米が報道するということは、っこの惨状が、さらに世界に広がるということだ。

中国や北朝鮮などに足元を見られる茶番になる。