ロシア人経済学者の推計によると、ウクライナ侵攻開始以降、
20万人ものロシア人が国を離れたという。
技術系起業家のレフ・カラシニコフさんは、ロシアの現代史における、
最大規模の頭脳流出が起きていると断言。
ジョージアがこの恩恵を受けることになるとみている。
カラシニコフさんはメッセージアプリ「テレグラム」で移住者向けのグループを開設した。
「私の前に50人、私の後ろに50人いました。彼らが最初の登録者になって、
今では4000人近いメンバーが集まっています」
メンバー登録した人たちは、宿泊先を探す場所や銀行口座の開設方法、
人前でロシア語を話しても安全かどうかなどを話し合っているという。
「私はプーチンに反対しているし、戦争にも反対です。
ロシアの銀行口座からはいまだにお金を引き出せないけど、
ウクライナ人が直面している問題と比べれば何でもない」と話した。