わたしと同じ考えを石破茂議員が田原総一朗氏に言及。
石破:このところウクライナ情勢が緊迫していますよね。
ウクライナがNATO加盟の意向を示して、ロシアはそれを絶対許さないと言っている。
これは日本にとって他人事ではありません。
アジア太平洋においても同じような現象が起こっているんですから。
日本が先頭に立ってアジア太平洋版のNATOを作らなければ、台湾海峡危機を防ぐこともできませんし、
アジア太平洋の軍事バランスを保てないと私は思っています。
アメリカ、インド、オーストラリアやニュージーランドまで巻きこんで、
アジア太平洋で絶対に戦争を起こさないための仕組みを作らなければいけません。
そのためには、集団的自衛権の行使は制限なしでなければならないのです。
今の憲法の考え方を踏襲する限り、日本は普通の「守り合う」同盟ができないことになります。
それではアメリカ以外の国と同盟関係は結べません。
岸田総理がどういう形で決断されるのかは分かりませんが、
もし「憲法を改正する。日米安全保障条約も日米地位協定も改定する」と仰るのなら、
私は120%協力しますよ。何だってやります。それをやりたくて国会議員をやっているのですから。
‘@日本1国の軍事力を増強してもたかが知れている。
何度も述べるが、中国・ロシアと戦っても勝てるはずもない。
きれいごとを言っても、侵略してくる国があるという事実。
だとすれば、侵略されれば、3逃トリオ(橋下・玉川・テリーら)の言うように、
直ぐに降伏し、相手の言いなり、下人になるのか。
米軍が日本に加担しても主戦場が日本国内なら、惨憺たるものになる。
日本人はいまのウクライナの状況を目に焼き付けるべきだ。
戦争は絶対にあってはならない。
ウルトラCは、ウクライナもロシアも納豆に。
プーチンは以前「れわれはNATOという組織の存在意義、正確に言えば存在意義がないという事実、
そしてその脅威をよく理解している。この組織にまとまりがなく、存続性のないこともわかっている。
北大西洋条約第5条に何と書かれていようと、それは変わらない。
われわれが懸念しているのは、その意思決定のあり方だ。
私はNATOでどのように意思決定が行われているか知っている」と、NATOを評価した。
プーチンのNATOに対する分析は、的を得ている。
今回も、NATOは一枚岩でないことが露呈した。
ウクライナやロシアにとって、N]ATOの存在意識は薄かった。
そして、NATOの意思決定は米国などの強い声によって決定される。
ロシアにとっては脅威だ。