5日、 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は、
北朝鮮は戦争に反対の立場だが、韓国が軍事衝突を選択したり先制攻撃を仕掛けたりした場合、
北朝鮮の核部隊は攻撃せざるを得ないとの考えを示した。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
与正氏は、韓国の徐旭国防相が北朝鮮への先制攻撃能力に言及したことについて、
「非常に大きな過ち」だと述べた。
徐国防相は1日、韓国軍は射程距離、精度、威力が大幅に向上した多様なミサイルを保有し、
北朝鮮の標的を正確かつ迅速に打撃する能力があると発言。
米国務省によると、韓国を防衛することを約束している政府当局者らと会談するため、
尹氏の次期政権チーム代表者らが今週ワシントンを訪問している。
与正氏は今回の談話で、北朝鮮は韓国を主要な敵とは見なしておらず、
韓国から軍事行動を仕掛けられない限り、同国を攻撃の標的とすることはないと指摘。
しかし、韓国が先制攻撃のような軍事行動を取れば「状況は変わり、韓国自体が標的になる」と強調。
韓国軍が北朝鮮の領土にわずかにでも侵入すれば「想像を絶する大惨事」に直面することになると警告。
北朝鮮の核部隊は任務を遂行せざるを得なくなるとした。
その上で、「これは単なる脅しではない。韓国が向こう見ずな軍事行動を取った場合の対応だ」とし、
韓国は、核保有国に先制攻撃を仕掛けるという「現実離れした夢想」を捨てることで、
大惨事を回避できると主張。
‘@プーチンは世界に悪影響を及ぼした。
核を持てば西側は攻めてこない。
侵略しても西側は攻撃してこない。
核で脅せば西側は怯む。
プーチンをロシア軍を絶対勝利に導いてはならない。
徐国防相も余計なことを口走った。ロシア侵略に刺激されたようだ。