米ホワイトハウスのケイト・べディングフィールド広報部長は、
プーチンがウクライナ侵攻での苦戦や、西側諸国の制裁で疲弊するロシア経済について、
軍幹部や高官から誤った情報を伝えられているとの分析を明かした。
「怖くて事実を伝えられないからだ」と指摘。
‘@多くの専門家も同様のことを述べているが、わたしは懐疑的だ。
ロシアにもいくつかの情報網があり、それら全部がプーチンにウソを付いているとは信じがたい。
また、プーチンは西側の情報も得ている。
その情報を知らない筈もないし、確認しない筈もない。
思い通りに行っていないのは事実で、それはプーチンも理解している。
当初は、情報が洩れていることに苛立ち、今は戦況が長引いていることにも苛立っている。
キーウを攻め切らなかったのは、米国が日本の皇居や京都を残したのと同じ考えかも知れない。
プーチンを軽々に見ない方が良い。
開戦してみたらロシア側にとっていろいろ齟齬はあるが、
長年計画を練ってきたことも事実。
中国同様、先を見据えて着々と準備をし、期を見て実行する。
それは2014年から始まっていた。
そして、クリミア半島の時にはうまくいった。
相手国の主導者の病気説や裸の王様説が出てくる時は、
自国の体制が悪い時に出てくることが多々ある。