学校やオフィスを閉鎖。
プエルトリコ全土の電力システムは、コスタスール発電所の火災により、
水曜日に大規模な停電に見舞われ、プエルトリコの100万人以上が被害に合う、
今年最大の停電を引き起こした。復旧には12〜24時間かかる可能性がある。
学校は授業を中断し、官公庁を閉鎖することを余儀なくされた。
ポンセとグアヤニラの南部の自治体からの消防士は、なんとか火を消し、
現在「冷却」に取り組んでいると、消防署はツイッターで報じた。
サンファンとその周辺地域では停電が続いている。
ペドロ ピエルルイシ知事は、「南中部で重大な故障」が発生し、
電力システム全体が「使用不可」になったとツイッターで報告。
「病院と必須のサービスを優先して、サービスの回復には事前に約12〜24時間かかると推定される」と説明。
電力局(ESA)は、火災により、「電気保護システムにより、生成していた残りのユニットが使用できなくなった」と説明。
配電を担当する会社のLUMAエナジーは声明の中で、停電は、
「コスタスール発電所の回路ブレーカーの故障が原因である可能性がある」と述べたが、
現時点では「正確な原因については不明である」と述べた。
「LUMA チームは、サービスの復旧に可能な限り迅速に対応し、取り組んでいるが、
電力の回復は明日まで延長される可能性がある」 と付け加えた。
停電は、約17万人の市民に水が供給されず、当局はいくつかの主要道路を閉鎖。
320万人の島中の他の場所で交通は大混乱を起こした。
暫定知事を務めているドミンゴ・エマヌエリ司法長官は、
「可能であれば、家にとどまるよう強くお勧めします」と述べた。
昨年プエルトリコ電力公社から送配電を引き継いだLumaのケビン・アセベド副社長は、
「電力が完全に復旧する時期は見通しが立たない」と述べた。
木曜日の午後遅くの時点で、約150万人のうち約50万人の顧客に電力を回復したという。
ある都市の職員は、何百人もの高齢者に食料を配り、薬を冷やさなければならない人々に氷を配った。
近隣住民が最近の電力料金の増加に憤慨しており、それはすでに米国のほとんどの州よりも高かったと述べた。
プエルトリコでは停電が一般的だが、通常はそれほど長くは続かないという。