3月16日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後、東京・市ヶ谷の防衛省で、
自衛官ら200名が集まり、退官する山村浩・前海上幕僚長のために「山P」の人文字写真を撮影。
この日は東京都に「まん延防止等重点措置」が適用されていた。
北朝鮮ミサイル発射の最中の9時30分頃、市ヶ谷で勤務する海上自衛官らにメールが送られてき。
山村浩・前海上幕僚長の退官は3月30日付。
この日は北朝鮮がミサイルを発射したことに加え、都内に「まん防」が発令されていた。
そのため、内部では「コロナ禍でこれをやるのはマズいだろう」という声が上がっていたという。
しかし撮影は敢行された。まず約400人が儀仗広場に集められ、通常の集合写真を撮影。
幕僚長退官に際した集合写真の撮影は、海上自衛隊の慣習としてこれまでも行われてきたという。
その後、“オマケ”でもう1枚、写真を撮影することに。
『山P』という人文字を作っての記念撮影が行われた。『山P』とは山村前海幕長のこと。
人文字の記念撮影は極めて異例で、本人の希望があったという。
海上幕僚監部の広報担当者は、
「ソーシャルディスタンスを確保した一部の者のみ、
無言かつ撮影時のみマスクを外して撮影を実施しており、感染防止に配慮し実施した」と弁明。
400人の集合写真で「ソーシャルディスタンス」は難しい。
「山P」の人文字撮影の質問については、感染対策の黙んまりを決め込んだ。
撮影に反対していた防衛省関係者は「北朝鮮がミサイルを発射した直後。“有事”と言っていい事態です。
いくらなんでも緊張感が足りな過ぎる。まん防期間であることも合わせると、二重でアウトだと思います」
と嘆息した。
‘@日本の自衛隊が有事ということを理解していないのが露呈した。
政府が理解していないのだから致し方ない面もあるが、そこを自衛隊にカバーしてほしいが、
ろくでもない幕僚長トップではどうしようもない。
情けないでは済まない限りだ。恥を知れ!!