政府が新型コロナ対応へ用意した「コロナ予備費」と呼ばれる予算。
国会に使い道を報告した12兆円余りの最終的な用途を正確に特定できたのは6.5%の8千億円強にとどまった。
9割以上は具体的にどう使われたか追いきれないという。
国会審議を経ず、巨額の税金をずさんに扱う実態が露呈。
新型コロナ対策として予備費を積んだのに、感染収束が見通せない中で、
政府が26日決定した物価高騰対策には、国会の議決を経ずに、
政府の判断で使用できる予備費から1.5兆円支出することが盛り込まれた。
新型コロナ対策の予備費は原油高対策などにも使用できるよう「衣替え」する。
予備費の使途が拡大され、夏の参院選を控えて財政規律は一段と緩んでいる。
11兆円強の使途不明、政府の勝手な使途変更。
どこの国の話だ。呆れ果てる。日本は東朝鮮になってしまったのか。
予備費の運用方法はコンセンサスが必要なのは当たり前。
今後、有効な支出だったのか事後的な検証が絶対必要だ。
そうでなければ、自民党公明党の議員が懐に入れても分からないことになる。