ビットコインの価格はここにきてで3万ドル程度で推移し、
2021年11月の過去最高値の半値以下となっている。
中米のエルサルバドルは2021年9月7日にビットコインを世界で初めて法定通貨に採用。
このため、大統領が何億ドルもの公的資金を使ってビットコインを購入。
エコノミストによれば、240億ドルを超える公的債務がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性がある。
米国の格付会社のムーディーズは今月、エルサルバドルの格付けを「ジャンク」に引き下げた。
これは事実上のデフォルトの一歩手前の水準といえる。
これらを受けて2023年1月に償還を迎えるエルサルバドルは国債の利回りは足元で60%程度まで上昇。
メーイーロン・マスクCEO率いる米自動車テスラもビットコインを保有している。
その影響でビットコインが乱高下したこともある。
ビルゲイツ氏は「イーロンは十分な資金を持っており、よく分かっているので、
ビットコインの価格がランダムに変動しても気にしないだろう」と語った。
「熱に浮かされるようにビットコインへの投資を行った人は、
イーロンほどの資金がないのであれば、気を付けた方がいい」と警告していた。
‘@乱高下するコインを法定通貨にすること自体あり得ない。
理解できないことを国が実行する独裁国家。
「今が買い時だ」エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領はビットコインの価格が下がると、
300万人を超すフォロワーのいるツイッターを通じ、国民に呼びかける。
時には、エルサルバドル政府が「押し目買いをした」と発信する。
そして、こうした投稿には、支持者たちの喝采するリプライが大量につく。
2021年6月5日、ブケレ氏はBTCを法定通貨にすると発表。
ツイッターに、「未来へようこそ!」と投稿。
BTCの法定通貨化には、国際機関だけでなく、
国内でも野党などからリスクが大きいなどと批判が続いている。
そもそも、導入には、慎重な検討が必要だ。
しかし、法案はブケレ氏の発表から3日後の6月8日に国会で可決された。
そして、3カ月後の9月7日に法定通貨となることが決められた。
わたしはエルサルバドルのコーヒーが好きだ。