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​マスクなしの昼寝で園児クラスター。

保育園で発生した新型コロナのクラスターについて、昼寝中に呼気から感染が広がった可能性があることが、

電気通信大の石垣陽・特任准教授(リスク情報学)らの現地調査で判明。



石垣氏らの調査チームは、現地でベッドを並べ、

感染した園児の呼気に見立てた煙をベッド付近で発生させて空気の流れを確認。

煙は床をはうように周辺のベッドに広がった。

当時、窓は開けられており、天井近くの扇風機から園児に向けて風が送られていた。

調査チームは、扇風機の風で呼気が床に押さえつけられ、園児が寝ている低い位置で広がったと判断。

扇風機を園児のいない床に向けることで空気の流れを変えるとともに、

部屋の中央に空気清浄機を置いてウイルスを含んだ呼気を吸引するよう助言。

同園では、消毒や食事中のアクリル板設置といった対策を徹底。



それでも感染を防げず臨時休園を繰り返していたといい、

園長は「煙を使った実験は分かりやすかった。園児が話をしない昼寝中の感染対策に着手したい」と話した。