負傷兵とぎこちない握手。
ロシアのプーチンは25日、モスクワ市内の陸軍病院を訪れ、
ウクライナでの軍事作戦で負傷したロシア軍兵士を見舞った。
公表された映像によると、ショイグ国防相とともに白衣を着て病室に入ったプーチンは、
直立不動の兵士2人に「腕は大丈夫か？」「両親は故郷にいるか？」などと,
治療状況や家族の様子を尋ねるなどした。
しかし、プーチン大統領は終始、硬い表情を崩さず、握手もぎこちない。
兵士も直立不動で軽傷に見える。
ウクライナ侵略がドロ沼化し、ロシア軍の苦戦が伝えられる中、
退役大佐や退役大将、現役外交官らによるプーチン批判が相次いでいる。
兵士を気遣う姿勢を見せることで、軍や国民への好感度を得る意図が透けて見える。
逆に、追い詰められていることを自ら暴露したも同然との見方も。
