週刊文春の今年4月28日発売号で、2019年5月に映画「朝が来る」の撮影現場での河瀬監督の暴行を報じている。
カメラを回していた河瀬監督は、撮影助手に触れられたことに激怒し、助手を蹴り上げた。
その後、撮影監督がチームごと降板。
河瀬監督はこの件について、「週刊文春」の取材に「3年前に既に、当事者間、および河瀬組内において、
解決をしていることでございます」と回答。
新たにわかった河瀬監督の暴行は、2015年10月下旬、事務所内で起きた。
数の事務所関係者の証言によると、河瀬監督は奈良市内の雑居ビル2Fにある組画のオフィスで、
男性職員Aさんの到着を待っていた。
さんが部屋に足を踏み入れた瞬間、河瀬監督は彼に向かって真っすぐ歩いてゆく。
そして固く拳を握り、いきなり顔面を殴りつけたのだ。
Aさんはその場に崩れ落ちたが、なおも河瀬監督は暴行をやめようとしない。
Aさんはなだめながら逃げ回るが、河瀬監督はオフィスの中を執拗に追いかけ続けた。
「居合わせた数人の職員は恐怖のあまり、別のフロアに逃げ出しました。
しばらくして戻ると、抵抗せずに一方的に殴られたAさんの顔は腫れ上がっていたそうです」(事務所関係者)
Aさんに話を聞くと、「河瀬さんに殴られたのは事実です」と認めたが、
「過去のことで、公に語るような内容ではありません」と口を閉ざした。
‘@やらせ問題に当初だんまりを決め込み、以降も執拗に逃げようとする姿勢は信用できない。
それにしても映画界の旧態依然とした恐ろしい話が次から次へと湧いて出てくる。
それにしても、東京五輪の最後の締めが「東京五輪記録映画」総監督の暴力沙汰とは。
『呪われた東京五輪』は、本当のようだ。