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​東京でホームレスへの暴力相次ぐ。

警視庁が1人逮捕。

東京都内で2022年、路上生活をする人々に対して20件を超える執拗な暴力が続き、逮捕者も出ていた。



東京都墨田区台東区の周辺で同年7〜9月にかけて、雨露をしのぐための小屋に、

レンガや酒瓶、爆竹などを投げ込まれたり、放火されたりするといった暴力行為が20件を超えた。

実行犯のうち1人は警察に現行犯逮捕された。

関係者によると、路上生活の人々に対する暴力行為は7月下旬ごろから始まり、

1カ月半にわたり執拗に続いたという。

周辺では2カ所で2回、エアガンを撃ち込まれたうえ、就寝場所に敷く段ボールも2回、放火された。

また、爆竹や煙玉が2カ所で計3回投げ込まれた。

「山谷労働者福祉会館」のメンバーは、連続した暴力行為を「ヘイトクライム的だ」と話す。



「執拗な暴力行為からは、野宿者を見下すような思想や嫌悪感を感じました」

「格差や貧困を『自己責任』とする考え方から、そんなに遠くないものであるとも感じました」

2回にわたり小屋に火をつけられた男性Bさんは後日、行方が分からなくなった。

やがて、川で浮かんでいるのが見つかった。

2020年3月には岐阜市で、路上生活をしていた男性(当時81)が複数の少年に襲われて死亡。

男性に石や土の塊などを投げつけ死亡させ、傷害致死の罪に問われた元少年2人には、

それぞれ、懲役5年と懲役4年の判決が出た。



2020年11月には東京都渋谷区幡ヶ谷のバス停前で、女性(当時64)が石をつめたペットボトルで殴られ、死亡。

それぞれ、加害者は路上生活者に対する差別感情があったと供述している。