回転ずし大手「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)の期間限定メニューの宣伝が、
「おとり広告」に当たるとして、消費者庁は再発防止を求める措置命令。
ウニやカニをメインとした昨年9~12月の期間限定メニューで、
キャンペーン期間中にもかかわらず国内全店舗のうち98・1%の店で、
看板商品の一つだった「濃厚うに包み」の販売を途中で中止していた。
テレビCMや自社のホームページで宣伝していたが、
実際にはウニやカニの仕入れが不十分な状態が続き、
店舗で客の注文に応じることができていなかったという。
スシロー側は調査に対し、過去の販売実績に基づいて商品のネタを仕入れたが、
注文数が予想を上回ったと説明。
だが、期間中1度も販売していない店舗もあった。
おとり広告は、販売するつもりのない商品で集客し別の商品を購入させようとする広告手法。
景品表示法では、当初から準備をしていない商品の広告や、
商品の供給量が限られていることを明らかにしない表示などを規制している。
‘@消費者を裏切る行為、あってはならないことだ。
他社でも同様のケースを見かける。キャンペーンのウニが売り切れ、トロが売り切れ。
消費者のやさしさに胡坐をかいて、ダマす行為は許されない。
国交省の電子データ書き換え不正が17年間行われていたが、
こちらの方もスシロー問題以上に報道、糾弾するべきだが、メディアはあまり報道しない。
他意はないと思うが、同時に発表され、スシローの方が大々的に取り上げられている。
日本の闇も深い。