参政党、1議席確保。
初めて国政選挙に挑戦し、比例区で1議席を獲得した参政党。
朝日新聞社などが10日に実施した出口調査を分析すると、
岸田内閣を支持しない有権者の8%が、比例区で同党に投票していた。
内閣支持層で参政党に投票したのは2%にとどまっており、
内閣不支持層の票が同党を国政に押し上げた形だ。
‘@反岸田内閣の票が立憲ではなく参政党に向かった。
立憲民主党は、なぜそこまで嫌われる。
衆院選からの得票率。
自民 34.7→34.5%
公明 12.4→11.8%
立憲 20.0→12.8%
維新 14.0→14.7%
共産 7.3→6.8%
国民 4.5→6.0%
れ新 3.9→4.4%
社民 1.8→2.4%
N党 1.4→2.4%
参政 0.0→3.3%
自民は大勝した割には得票率を若干落としている。
国民が1.5%伸ばしているのには驚きだ。
公明の固定票も減っている。
依存は言われたほどには伸びなかったが、それでも着実に伸ばしてきた。
吉村先制の力は大きい。
れいわ、N党も伸ばしている。N党が1%伸ばしているのも驚きだ。
社民党も0.6%伸ばして復活。福島みずほ党首もがんばったようだ。
立憲のマイナス7.2%は酷いものだ。やはり共闘でなければ無理。
党首辞任の事案だ。党首が変わったからといって、どうにかなるものでもないが。
小池は終わった。
色ものが伸びて、主流派が縮む。まさに、今の社会を反映している。
やはり、政治は国民の鏡。
だが、主流派が「消費税ゼロにします」と言えば、「現実的でない」と反発を買う。
亜流が、「消費税ゼロにします」と言えば、「おもしろい」とりあえず入れとくかとなる。
デカ盛りや奇をてらった商品でないと受けない時代だが、立ち位置での見極めが難しい。
銀座の高級すし店が、同様のネタで回転寿司を開店させたら大人気。
銀座よりも安いが、それなりに高い。
これが、大手回転寿司と同じ値段で、ネタを落とした店だったら、どうだったか。