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中国と台湾の艦艇10隻「にらみ合い」

中国軍で台湾を担当する「東部戦区」は9日、台湾の周辺海空域で、

実戦に向けた統合演習を引き続き実施したと発表。



4〜7日の「重要軍事演習」日程終了後も、台湾側への圧力を高めている。

ロイター通信は9日、台湾海峡で事実上の中台境界線となってきた中間線付近で同日、

中国軍と台湾軍の艦艇が約10隻ずつ航行し、「にらみ合い」になったと報じた。

台湾国防部の発表では、9日には中国軍の戦闘機16機が中間線を台湾側へ越えた。

中国軍の内情に詳しい関係筋は「演習は数日間続く」と明かした。



コリン・カール米国防次官は8日の記者会見で、

「米軍は国際法にのっとって通行が可能なあらゆる地域で飛行し、航行する。

台湾海峡も含まれる」と強調し、中国を強くけん制した。