新型コロナの感染者が高止まりする中で2学期が始まるのを受け、島根県の丸山達也知事が26日、
県内全ての学校に対して29日から9月11日までの2週間、部活動を原則停止するよう要請。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため
松江市の上定昭仁市長は31日、部活動など学びの場を確保することが「大人の責務だ」と述べ、
感染対策を徹底しながら継続する考えで、島根県が要請した部活動停止に応じない姿勢を示した。
会見した上定市長は判断の根拠について、市立学校の部活動やスポーツ少年団の活動では、
感染拡大が起きていないと説明。
感染防止策を講じながら練習に励む子どもたちの状況に触れ、
「心身を育む大切な学びの場をできるだけ守る」と強調。
県立の高校全35校と特別支援学校全12校は停止を決めたものの、
「生徒や保護者の理解が得られない」と停止を見送る自治体があり、対応が分かれた。
丸山知事はコロナで打撃を受けるスナックなど飲食店向けには消費喚起策を講じる考えを表明し、
ちぐはぐな姿勢を示していた。