国連安全保障理事会は30日午後(日本時間10月1日午前)、
ウクライナ情勢をめぐる緊急会合を開き、
ウクライナ東・南部4州でロシア側が強行した「住民投票」を非難する決議案を採決したが、
常任理事国のロシアが拒否権を行使して否決された。
中国とブラジル、インド、ガボンの4カ国が棄権した。
‘@仮に、可決したところでプーチにとってはどうってことないだろう。
ガボン共和国は中部アフリカに位置する。
石油、マンガン、鉄等の鉱物資源及び良質の森林資源に恵まれ、
2010年においてはGDPの46.4%を石油産業が占め、
アフリカ諸国中、最も所得水準の高い国の1つとなっている。
日本のJICAは、水産と環境保全を重点分野として支援。
2005年の実績では、日本はフランスに次いで世界2位のガボン主要援助国となっている。
ガボンでは日本大使杯柔道大会を毎年開催。
ガボンも2月21日の国連安保理での演説で、ロシアの軍事行動を批判する声明を出した。
だが、ロシアとの結びつきもあり、エネルギー分野でのプロジェクトや軍事製品の供給など。
やはり、エネルギーと軍事産業の影響は大きい。