ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使は、「ウクライナにおける特別軍事作戦に関連して、
ロシアによる核兵器使用の可能性があると仄めかす報道が再び流されている」として、
日本メディアや日本の当局を激しく批判。
ガルージンは、「核戦争は容認しないというのが、ロシアの原則的立場である」と改めて強調。
まさにロシアの主導のもと、今年1月3日に核保有5カ国の首脳による、
「核戦争の防止と軍拡競争回避に関する共同声明」が採択されたと説明。
ガルージンは、ロシアが核兵器の使用に踏み切る法的に定められた条件についても言及。
ロシアとその同盟国に対して大量破壊兵器が使用された場合、
あるいは、ロシアが攻撃を受けて国家の存続そのものが脅かされる場合のみ、
使用することができると定められているとした。
ガルージンの声明は、大使館のSNSのページに掲載されている。