クーデターで権力を握ったミャンマー国軍が23日夜、北部カチン州の少数民族武装勢力の支配地域を空爆。
報道によると、23日午後8時半ごろ、国軍は軍用機3機でカチン州パカンのKIO支配地域を襲撃。
コンサート会場の観客や歌手、兵士ら約60人が死亡し、約100人が負傷した。
現場では当時、コンサートが開かれており、犠牲者には観客や歌手も含まれているという。
カチン州は、少数民族武装勢力「カチン独立機構」(KIO)が多くの地域を実効支配している。
KIOの軍事部門「カチン独立軍」(KIA)と国軍は長年対立を続けており、クーデター後も両者は武力衝突していた。
‘@ますます激化するミャンマーに打つ手なし。