日銀を「政府の子会社」とした安倍晋三元総理の発言に対し、
政府関係者や財務省が火消しに躍起になっている。
鈴木俊一財務相は13日の閣議後記者会見で、
日銀を「政府の子会社」とした安倍元総理の発言に関し、
日銀には金融政策や業務運営の自主性が認められているとして、
「会社法で言うところの子会社には当たらない」と説明。
鈴木大臣は、政府に議決権はなく、日銀法で業務運営の自主性も担保されているため、
「政府がその経営を支配している法人とは言えない」と指摘。
「日銀が保有する国債は、日銀が物価安定目標の実現に向けて、
金融政策の一環として買い入れているものだ」と強調。
こんなバカを長々と総理の座に置いた自公与党、国民の責任は大きい。
日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は12日、
安倍議員の「日銀は政府の子会社」とした発言に理解を示し擁護した。
「間違いかと言われれば間違いじゃない」と市役所で記者団に語った。
安倍氏の発言を問題視しなかった国民民主党の玉木雄一郎代表と同じ姿勢を示した。
玉木代表は10日の記者会見で、日銀を「政府の子会社」とした自民党の安倍議員の発言について、
「政府と中央銀行を一体として見ていくことがおかしいとは思わない」との見解を示し、
「にわかに中央銀行の独立性が害されるとは思わない」と指摘した。
何としてでも、自民党に入党したいようだ。
松井市長は「中央銀行の独立性は確保される中で、政府の国債を引き受けているのも事実だ」と、
頓珍漢な話をし、「子会社だから独立性が損なわれているということでもない」と、
安倍議員とは真逆の解釈で、安倍議員を擁護しているつもりになった。
安倍議員は総理時代、日銀を子会社化した政策を実施したが、それは間違っていた。
なんで、こんな人たちが政治家になれるのか。
日本の国のランクがどんどん下がっていくのが良く分かる。
日本国の恥部だ。