3日、サウジアラビアの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と合弁会社を設立し、サウジ国内で電気自動車(EV)を生産する計画を発表。
PIFによると、合弁会社は初の国産ブランド「Ceer」のEVを生産し、
サウジや中東・北アフリカ地域向けにセダンやスポーツタイプ多目的車(SUV)などの開発、製造、販売も行う。
脱石油依存に向けた経済改革の一環。
2025年に発売を開始する予定で、1億5000万ドル以上の海外直接投資を呼び込み、
最大3万人の直接・間接雇用を創出し、34年までにサウジのGDPに80億ドル寄与する見込みだとした。
独自動車大手BMWから部品技術のライセンス供与を受けることも明らかにした。
PIFは合弁会社の資本金や工場の建設費用および立地などの詳細は明らかにしていない。
‘@サウジが台湾と仲良くなることは良いことだ。