東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は9日、
スポンサー獲得業務を担った広告大手「ADKホールディングス」から約4700万円、
大会マスコットのぬいぐるみを製造・販売した「サン・アロー」から約700万円の賄賂を受け取ったとして、
大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)を受託収賄罪で起訴したと発表。
元理事の起訴は4回目で賄賂とされた総額は計約1億9600万円となった。
ADK、サン・アローからの資金の受け皿になったコンサルタント会社「アミューズ」(解散)の松井讓二・元代表(75)も、
「みなし公務員」である高橋元理事の「身分なき共犯」として収賄罪で在宅起訴した。
高橋元理事と松井元代表は共に慶大出身のゴルフ仲間だった。
アミューズは当時、休眠状態だったという。
(狸の目) (悪代官の様相)