ロシア国防省は11日、一方的に併合したウクライナ南部ヘルソン州のドニプロ川の西側から、
部隊の撤退が午前5時までに完了したと発表。
ペスコフ報道官は記者団に対して、撤退してもヘルソンはロシアの一部であることに変わりはないと主張。
また、記者団から撤退の決断についてのプーチン大統領の受け止めを問われると、
あくまで国防省の判断であり、大統領府としてはコメントしないと述べた。
プーチンの責任を避けた形だ。
ロシア軍の撤退は補給路を断たれての要因が大きい。
ウクライナの作戦勝ちだ。
だが、「ロシアの一部であることに変わりない」の意味するところは、注意が必要だ。